事故車を適正に評価してもらうための手続き
交通事故で被害者となった場合、自分や同乗者にケガがないことが一番ですが、乗っていた車にダメージがあると、車に愛着のある方ほど気分が滅入りますね。
特に、そろそろ車を買い替えようかと考えていた矢先であれば、査定額のダウンにつながるので、どうしたものかと考えてしまうところです。
そんな時に力となってくれるのが、(財)日本自動車査定協会(JAAI)が行っている「事故減価格証明」の制度です。
事故減価格証明というのは、修復歴車となってしまうような大きなダメージを受けた車に対し、事故による減価額を証明する為の適正な評価をしてもらうことができる制度です。
事故の被害者となり、加害者側に修理費などの損害請求をする場合、事故減価格証明の検査で算定された額を修理費と併せて請求することができることになっています。
ただし、修復歴車となる修理に該当しない場合には、事故減価格証明の対象にはなりません。
事故減価格証明をしてもらいたい時には、日本自動車査定協会に電話で検査を依頼します。
事故減価額証明書の発行には、修理の見積書の控えと車検証、整備手帳、自賠責証、所定の査定料と発行手数料などで、出張してもらった場合には出張費が必要となります。
copyright(c) 2009
中古車査定・買取NAVI
All Rights Reserved.