事故車=修復歴車は間違い
何等かの修理を行った修復歴車というと、事故車だと思う方が多いのではないかと思います。
しかし、事故の経歴があって修理をしていても修復歴車とは呼ばないことがありますし、事故をしていなくても修復歴車となることもあるのです。
修復歴車とはどのような車をいうかということは、査定協会や自動車公正取引協議会などでその基準が定義されています。
一般的な定義によると、フレーム、フロントインサイドパネル、フロントクロスメンバー、ビラー、ルーフパネル、ダッシュパネル、トランクフロアパネル、ルームフロアパネルの8箇所のいずれかでネジ止め部分以外を修復するか、骨格に傷などがあるある場合、もしくはラジエターコアサポートを交換し、その周囲の骨格に修復跡かヘコミがある車を「修復歴車」と呼ぶのであって、事故歴の有無ではないのです。
事故歴があっても、修理した箇所が上記以外の箇所だった場合は修復歴車の定義にはあてはまらず、その反対に事故以外の理由で上記の箇所を修理すれば、修復歴車と呼ばれることになります。
修復歴車と呼ぶ定義は、業界で統一されたものではなく、業者やオークション会場で独自の基準を設けていることもあります。
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